毎日のようにヨーグルトを食べているのですが、こんな疑問が浮かんできました。

「体調管理=ヨーグルト」みたいなイメージがあるのですが、具体的にどんなメリットがあるのか知りませんでした。そこで今回は、日頃からチームをサポートしていただいている「KAGO食スポーツ」監修さんに、ヨーグルトの魅力や選び方のポイントについて解説していただきました。
目次
ヨーグルトの健康効果ってなに?
「ヨーグルト=からだにいい」って聞くけど、実際なにがどういいのか知りたいですよね。
まずはヨーグルトに含まれている栄養素について解説していただきました。


ヨーグルトに含まれている栄養素
①良質なたんぱく質が豊富
→からだを作る材料となる「たんぱく質」を豊富に含んでいます。
②カルシウムが豊富
→骨を強くするカルシウムを豊富に含んでいます。
③ヨーグルトは乳酸菌による発酵食品である
乳酸菌は腸内環境を整えるはたらきがあります。腸は栄養を吸収する役割があるだけではなく、免疫や脳との関わりにも注目されています。いい状態を維持するために毎日継続をして摂るとよいでしょう。
ヨーグルトを食べる(飲む)タイミングは?


ヨーグルトを食べるタイミング
【たんぱく質・カルシウム補給】
→いつでもOK。とれるとき、とりやすいときに。
【腸内環境を整えたい】
→夜ご飯の後のデザートに。就寝時に腸が活発にはたらくので、それに備えるイメージです。
※加糖ヨーグルト(飲むヨーグルト)の場合、砂糖や甘味料によるカロリーアップに注意が必要であるのと、寝る前の摂取は血糖値が上がるので睡眠の質に影響します。おすすめはプレーンで食べる、またははちみつやオリゴ糖で甘みをつけるとヨーグルトとダブルで腸内環境を整えることにつながります。
ヨーグルトが苦手な子どもでも食べられるレシピを紹介

食べ方のアレンジ
バナナなどのフルーツと一緒に。少し牛乳とはちみつを加えてミキサーにかけ、ヨーグルトスムージー(手作り飲むヨーグルト)にするのもおすすめです。
料理のアレンジ
キッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを入れてしばらく水切りしておくと、クリームチーズのようになります。それをトーストにハムやサラダと挟んで食べたり、マヨネーズと混ぜてポテトサラダやスパサラに使うと、ヘルシーに食べることができます。
加熱をすると乳酸菌が死んでしまうため、非加熱で食べるアレンジをご紹介しました!
ヨーグルトの選び方|3つのポイントを解説

ヨーグルトを選ぶポイント
①高たんぱくヨーグルト
②原材料が生乳
③特定保健用食品(トクホ)
高たんぱくヨーグルト
たんぱく質が不足しがちな朝ごはんや、アスリートの補食としてもおすすめです。
原材料が生乳
ヨーグルトの原料は主に生乳です。しかし原材料表示を見ると、生乳以外にも乳製品という記載があったりします。乳製品は粉乳、脱脂粉乳、クリーム、濃縮乳などのことで、ヨーグルトの風味や濃さ、硬さなどを一定に保つために使用されているようですが、実際はコストカットのために使用される場合もあります。
何がどのような目的で使用されているかまでわからないので、気になったらまず裏面の材料をチェックしてみましょう。
特定保健用食品(トクホ)
トクホは 「特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該保健目的が期待できる旨の表示が許可された食品」として消費者庁に認可を受けた食品です。
ヨーグルトも商品によって、整腸(おなかの調子を整える など)だけでなくいろんな効能で認可されています。トクホマークに加えて、どんな効果が期待できるのか、それは自身にとって必要な目的であるか、確認して選択しましょう。
成長期にも、スポーツ選手にも、そして一般の方にとっても、大事なうれしい栄養や恩恵を受けることができるヨーグルト。ぜひ毎日の食生活に上手に取り入れてください。
成長期を見逃すな!こども未来輝プロジェクト

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