スポーツ栄養

【KAGO食スポーツ監修】中学3年生の長男が貧血に!対策やおすすめの食品を解説

以前、Twitterにて「スポーツ×栄養」に関するアンケートを実施しました。

たくさんのご質問ありがとうございます。アンケート結果はテーマごとに記事にしていくつもりなので、回答まで少々お待ちください。

今回は「KAGO食スポーツ」監修のもと、以下の内容について回答していきます。

質問

  • 長男は中3の春に貧血になってから治りません。
  • 怪我した時にコラーゲンを摂ることは怪我を早く治す事に有効か。
  • 海外では主食に鉄を添加しているそうですが、貧血対策に有効か。
  • ビートルートジュースをレース前に摂るのがトップ選手で流行っているが、効果はあるか?
  • 貧血にビーツっていいのか?
  • この記事を監修した専門家
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スポーツ栄養士が理論を元に、アスリートの競技力向上を食の面から支えるサービスを提供しています。特に、スポーツをする子どもの健全な発育発達やアスリートの健康を重視したサポートを行っています。

 

貧血とは?

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まず貧血について簡単にご説明します。

貧血は血液中のヘモグロビンの濃度が低くなった状態のことを指します。

ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ働きをしており、この能力が落ちることによって、疲れやすい、立ちくらみ、朝起きられない、頭痛等の不定愁訴が現れます。

貧血の種類もいくつかある中で、最も多いのは鉄欠乏性貧血です。アスリートの場合、以下の項目に該当する選手は鉄欠乏のリスクが高くなります。

鉄欠乏のリスクが高い人

  • 成長期のジュニアアスリート
  • 身長が急激に伸びている時期(成長ピーク)
  • 女性
  • 筋肉量が増えていく時期
  • 持久系スポーツ競技者
  • 夏(汗を多くかく時期)
  • 親が貧血

鉄の需要が高まる、鉄の損失が多い時期に鉄欠乏のリスクが高くなります。

貧血の対策

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一番の対策は「鉄分をとる」ことです。

貧血対策のためには、日頃から鉄分豊富な食品を積極的にとりましょう!

項目 食品
動物性食品に含まれる鉄・吸収率が高い レバー,赤身の肉,赤身の魚,貝類
植物性食品に含まれる鉄・吸収率が低い 大豆製品,緑が濃い葉物野菜(ほうれん草・小松菜など),海藻類(ひじき)
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砂森選手も日頃からレバーを食べていますよね!夏の時期にはより対策している印象です!
はい!夏場は特に意識しています!
KAZUYA
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この基本の対策をふまえたうえで、質問に戻りたいと思います。

質問に回答①|長男は中3の春に貧血になってから治らない

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おそらく治療をされていれば鉄剤を処方され、鉄は補充されているのではないかと思います。それでも治らないという場合、この時期であれば、気になるのは「食事量の不足がないか?」ということです。

貧血は鉄が不足する鉄欠乏性貧血が多いのは事実ですが、それ以外にたんぱく質の不足、さらにはエネルギーの不足によって貧血がもたらされます。

主食、主菜を毎食きちんと食べれているか?を見直されてみてください。 タイミングを逃すと成長に影響してしまいますので、是非早めに栄養士にご相談ください。

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質問に回答②|怪我したときにコラーゲンを摂ることは怪我を早く治すことに有効か?

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ケガの部位にもよるかと思います。またコラーゲンを合成するためにはタンパク質やビタミンC、鉄も大事な栄養素になります。
KAZUYA
海外では主食に鉄を添加しているそうですが、貧血対策に有効ですか?
そうなんです。日本の場合は日常食品の中にそういった対策がされていませんので、例えば給食の場合、ごはんに栄養強化米を混ぜたり、鉄分強化のつくだ煮やふりかけ、ゼリーやウエハースなどをつけることもあります。需要の高まるジュニアアスリートの場合はそういった食品も上手に活用して日常的にとる工夫も大事ですね。
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質問に回答③|ビートルートジュースをレース前に摂るのが流行っていますが効果はありますか?貧血にビーツはいいの?

ビートジュースに含まれている硝酸塩という成分は、体内で一酸化窒素(NO)に変換されます。その血管拡張作用によって血流がよくなり、選手にとっては活動中の筋肉に酸素や栄養の供給が増加して、持久力や筋パワーの向上が期待できると言われます。

またビーツの色素成分であるベポリフェノール(ベタシアニン)は高い抗酸化作用があり、疲労軽減や免疫力向上効果なども期待されています。

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しかし期待できる効果は、トレーニングの鍛錬度・競技・ポジションにもよりますし、在報告がある研究の対象は成人のものがほとんどですので、ジュニア選手でも同様の効果があるとは限りません。

ただ、カリウム、鉄、葉酸、ビタミンCなど豊富な栄養素を含んでいますので、ビーツ、ビートルートジュースを上手に取り入れることで普段の食事の栄養価をあげることにはつながるでしょう。色が鮮やかなので食卓も華やかになりますね。

まとめ

様々なメディアを通して、健康的・体にとって有益な効果のある食品などに関する情報を見る機会は多くなりましたが、特定の食品や栄養素を習慣として摂取することを考えるとき、選手個々の状況によって取り入れることのメリット・デメリットや、目的によって「いつ・どのように取り入れるか」効果的な摂取方法は様々です。気になる場合は栄養士にぜひご相談ください。

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