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鹿児島ユナイテッドFCのクラブスポンサーである「津曲商店」の津曲様から、マグロをいただきました。ありがとうございます。

そこで今回は、日頃からチームをサポートしていただいている「KAGO食スポーツ」さんに、マグロの栄養素や食べるメリットについて解説していただきました。
この記事でわかること
・マグロに含まれる栄養素
・子どもがマグロ(魚)を食べるメリット
・マグロの栄養素を活かす食べ方
・自宅で簡単!マグロを使ったおすすめレシピ
マグロに含まれる栄養素とは|赤身・トロ・血合い別に解説
赤身
【たんぱく質・鉄・ビタミンB6・ビタミンB12】
筋肉・骨・血液などをつくる「たんぱく質」が豊富です。
免疫機能の維持や、たんぱく質の代謝を助けるビタミンB6も含まれています。アスリートや成長期には貧血対策が必須。そこで活躍するのが、マグロに含まれる鉄・ビタミンB12です。

トロ
【DHA・EPA・ビタミンA・ビタミンD】
脂肪分が多いのでカロリーは高め。ただ、体内では合成できない必須脂肪酸(DHA・EPA)が豊富なので、成長期のお子さんにはぜひとってほしい成分です。
- DHA:脳・神経系の発育・発達が期待できる
- EPA:血液をサラサラにするはたらきや、炎症抑制の効果が期待できる

血合い
【鉄・亜鉛・ビタミンB2】
血合い部分には、成長期×アスリートにとって大事な栄養素がつまっています。
- 鉄や亜鉛:貧血対策
- 亜鉛やビタミンB2:成長や皮膚保護

子どもがマグロを食べるメリットとは?

鉄は血液づくり...特に貧血対策として欠かせない栄養素ですが、とれる食品が限られているので不足しがちです。動物性食品であるマグロ(魚)に含まれる鉄は吸収率も高いのでおすすめです。
「DHA」には脳・神経細胞の発達を促進するはたらきがあります。特に小学生の時期は脳・神経系の能力を高めるのに適している時期でもあるので、この頃から積極的に摂取することにより、思考力や記憶力につながることが期待されています。
「EPA」には炎症抑制効果が期待されており、筋肉痛の軽減や疲労回復につながります。


マグロの栄養素を活かす食べ方は?
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注意
「鉄」などのミネラルは加熱や調理の過程で損失しにくいですが、油が抜けてしまうような調理(茹でる・焼く・あぶる)だと、「DHA/EPA」などの必須脂肪酸も一部が一緒に流れ出てしまいます。
※DHA/EPAは酸化しやすいので、調理したら早めに食べましょう。
スポーツキッズにおすすめ!自宅で簡単に作れるマグロを使ったレシピ
マグロ納豆丼のレシピ
【材料(分量はお好み)】
・マグロ(部位はどこでも)
・さしみ醤油
・納豆(ひきわり・粒どちらでも可)
・卵黄
・ネギ
・きざみのり
・しょうゆ
・ごま油
【手順】
- マグロはコロコロに切って、しょうゆに漬ける
- 納豆は付属のタレを入れて混ぜる(1・2は混ぜてもOK)
- 丼ぶりにご飯をよそう
- ご飯の上に1・2を盛り付け、ごま油を軽くひと回しかける
- ネギ・いりごま・きざみのりを飾って完成
ここがポイント
・忙しい朝にもおすすめ!
・脳・身体づくりのスイッチが入る栄養満点どんぶり!
・ネギ・のり・ごまのトッピングはビタミンやミネラルがとれる!
・お茶漬けにしても食べやすい!
まとめ
・マグロは部位ごとに栄養素が異なる
・おすすめは生。刺身や寿司もOK
・マグロに含まれている鉄やDHA/EPAは、子どもの成長に大切な栄養素である
・マグロの栄養素を活かすためには、調理方法に注意する
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